丸柱(まるばしら)では「伊賀の里プロジェクト」と題して地域の皆さんが「自分たちが楽しみながら取り組めること」を基本に「他の地域の皆さんとも一緒に」を目標に米作りや畑作りこんにゃく作り、味噌作りなどに取り組んでいます。
ここ丸柱(まるばしら)では、人と自然との関係でもっとも基本的な活動である農業が日常的な風景として存在し、四季折々五感を通して様々なことを学ぶことができます。
地域の方問わず是非皆さんもご参加いただき、自然のと人との関わりを体感そして何より安心で美味しいものをいただけることの喜びをわかち合えればと思います。たくさんの笑顔・笑い声をここまるばしらに咲かせられると幸せです。
各種イベントにつきましてもお気軽にお問合せ下さい。
伊賀は、良質米の産地として知られいます。特にここ丸柱(まるばしら)で作られる米は気候、土壌、水ともに穀物作りに適しており、高品質で美味しい伊賀米とされております。四方を山に囲まれ、内陸型の気候、昼と夜の気温差が8度以上と驚くほどの値ですが味・香り・粘りともに最高級品のお米が育つ理由がここにあります。丹精こめて作った伊賀米を多くの方々に楽しんでいただけたら何よりという想いを胸に生産者たちは米作りに励んでおります。また美味しいものをいただける感謝の気持ちを子供たちにも体験してほしい、という想いから田植え・稲刈り体験の実施もしております。
田植え経験:生まれて初めて 田植えをさせてもらいました。はじめは 足もとが不安定で おそるおそる苗をさしていましたが 足裏や手に感じる 泥の感触がとても気持ちよく 終わり!といわれた時には「もっと やりたい!」と思う程楽しかったです。
稲刈り:自分たちが春に手で植えた あんなにひょろっとした苗が こんなにしっかりとした稲になるなんだと感動しました。稲刈りする手に必要以上に力が入ってしまいました。(そのお米で作ったオモチはとっても美味しかったです。)また来年も田植え体験と稲刈り、したいと思いました。(42歳 女性・子供三人と参加)
田植えの経験は私にとってもこどもたちにとっても生まれてはじめてのことでした。2歳の娘は雰囲気に圧倒されたのか田んぼに入ることができませんでしたが5歳の息子は大喜びで泥んこになって田植えを楽しんでいたようです。
(38歳 女性・子供二人と参加)
二月も寒い時期、市民センターにて「みそづくり」を実施しております。レシピにそっての作業、前日から水に漬けてあった大豆を圧力釜でたき、麹と混ぜ合わせミンチ機にかけてすりつぶし、大きく丸めて味噌玉を作り樽に詰めます。このあたりでは味噌を家庭で作られる方が多いのですが地域の交流としての味噌作りは楽しく和気あいあいと笑い声の中行われます。美味しい味噌の出来上がりが毎年楽しみですね。
初めて作らせていただきました。自分の思うような味の味噌になるのか楽しみに10か月待たせていただきます。
(58歳 女性 主婦)
味噌を作り始めて5年が経ちました。やっと自分の味の味噌になり毎日の食卓に並んでいます。家族団らん、健康第一。やはり手作りにかぎります。
(65歳 女性 主婦)
毎年、お節料理の一品にと年末が押し迫った頃、市民センターにて「こんにゃくづくり」を実施しております。大きな生芋を昔ながらの風合いが残る仕上がりにするように切り、茹でてミキサーで潰し、魔法の粉を入れ仕上げます。市販のものより柔らかくとても美味しく仕上がります。ヨモギや柚子を加え皆で工夫しながら楽しんでいます。
毎年、楽しく作らせていただいています。お節料理の一品に美味しくいただいています。
(70歳 女性)
年代を超えて、若い人たちとも一緒に作れるとまた楽しいのでしょうね。家では中々作る機会がなく、こうやってたくさんの仲間たちと一緒に作れるのはありがたいです。(78歳 女性)
親父のこんにゃくも上出来。
(68歳 男性)
案山子(かかし)は本来、鳥などの害獣を追い払うための人形やなんらかの仕掛けのために田んぼや畑に立てられ使われてきたものですが、現在は色々な地方で町おこし・地域おこしの一つとして案山子を使ったユニークな世界が展開されています。ここまるばしらでも2014年の夏、伊賀の里づくりプロジェクトの一つとし畑作りと案山子作りが行われました。
持ち寄った材料を見ながら、工夫し苦戦しながらも楽しく7体の案山子ができあがりました。畑や田んぼ、保育所駐車場などで住民たちを見守ってくれている風景を見るとほっと心が癒される瞬間があります。
とても懐かしい気がしました。昔、祖父の田んぼにあった案山子のようには作れませんでしたが、現代風の案山子で気に入りました。制作中は笑い声がたえず、とても素敵な時間かいただけました。ありがとうございました。
(46歳 女性 会社員)
僕たちの作った案山子や看板が、僕たちの田や畑に置かれるのがとても楽しみです。考えて作るのは大変だったけど、すごく楽しかったです。
(10歳 男性 小学生)