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伊賀焼きと暮らし

伊賀焼の歴史は古く、奈良時代までさかのぼります。
平安時代末期から鎌倉時代の初めごろに本格的なやきものの産地として発展し、室町時代の終わりから桃山時代にかけて侘び茶が広まると、個性的な伊賀焼は茶の道具として注目されるようになりました。
主として伊賀國を治めた筒井定次や藤堂高虎が茶人であったことから、伊賀焼は茶の湯のセンスや心遣いを巧みに取り入れていきました。
土の風合いと、炎による変化が生み出す自然な「景色」。整った形に手を加えることによって生まれる、より自由でおおらかで生き生きとした形…「破調の美」。伊賀焼は、日本人だけが見出し、敏感に受け止めることができるやきものの美しさを最も純粋に表しているのです。

その後、伊賀焼は江戸時代中期に一時衰退しましたが、18世紀中ごろに京都や瀬戸から技術者を招き、伊賀の土を活かした日用雑器の生産が行われるようになり、現代の基礎が作られました。現在の伊賀焼は伊賀市(阿山地区)の丸柱を中心に造られています。
製品は土鍋や行平、食器や茶陶など、多岐にわたり、また、伝統を生かした新製品の開発も行われています。 伊賀の豊かな自然の中で、こつこつと堅実に作られ続けてきた伊賀焼には、茶陶から受け継がれた、使う人への心遣いと、良いものを創りつづけていきたいという伊賀の心意気が息づいています。

穴窯の中

Iga ware
 The first Iga kiln appeared for making sacred earthen pots of Ise shrine at Teradani Marubasira , Mie Prefecture in the Tenpyo Period (729-749)
 After that, with the spread of the culture of the teaceremony during Warring States Period and Oda,Tototomi period, Iga ware was evaluated as the tea ceramics all over Todo liked it,Under the direction of Oribe Furuta,Ensyu Kobori, Iga ware established As the tea ceramics.
 Characteristics of Iga ware are pitted body and natural glaze,Bidoro(glass),Iga wareisburnt many tims as it is also called Hichido(seven times )ware. so the fusing Ingredient of the clay mixes with the ash of pine, and then Bidoro is born over a surfase.
Iga ware's elegant, natural and drastic style is very tasteful.

窯元は30件以上、伝統から現代アートまで

現在、丸柱(まるばしら)地区で活動している窯元や陶芸作家は30件以上あります。代々の窯元は勿論のこと、この地を求め移住し伊賀焼の伝統を残しつつ現代アートとして創作活動中の若手の陶芸作家にも出会えます。地区に点在するいくつもの登り窯からは、日々黒煙が吐き出されては多くの焼き物が生み出され、四季折々の色彩を感じられる山里。特に凛と張りつめた空気を持つ厳冬の夜は温度が上がるとともに、「燭」と呼ばれる炎が登り窯から吹き出し幻想的な世界がひろがります。

伊賀焼伝統産業会館(いがやきでんとうさんぎょうかいかん)

昭和57年11月に通産大臣から伝統工芸品に指定された伊賀焼を幅広く展示する資料館。伊賀焼きの振興と後継者の育成を図るため、伊賀焼の製造過程や古今の伊賀焼の名品の展示を行うほか、伊賀焼の体験教室や技術指導を行う実技研修室を備えています。
三重県伊賀市丸柱169-2 電話:0595441701
営業時間 9:00-17:00(閉館)、陶芸教室は-15:00(閉館)
休業日:月曜
大人200円、中・高校生100円

新緑伊賀焼陶器市(しんりょくいがやきとうきいち)

約30軒の窯元・陶芸作家の作品展示・即売や、伊賀地方の特産品・軽食・飲料水等の販売。 一年の中で最も気候の良い季節の伊賀・丸柱にお越し下さい。

会場: 伊賀焼伝統産業会館周辺 ご案内: 伊賀伝統産業会館

いがやきまつり(いがやきまつり)

昭和53年青年陶器研究会が伊賀に点在する各窯元の作品を集めてきて行った蔵ざらえ大売出しが伊賀焼陶器まつりのはじまりです。 平成17年には20,000人もの方が全国から訪れて下さいました。 近年では、約40程の窯元や陶芸作家達が一同に集まり、お客さんと対面販売をする形式をとっており、和気あいあいとした雰囲気が場内に流れています。様々な作品が所狭しと並んでいる風景は壮観です。
→公式HPはこちら